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ガラス産業連合会 新会長に石塚久継氏 2025年度定時総会開催

2025.07.28

石塚久継・新会長
鈴木伸幸・新副会長
経産省土屋課長
 ガラス産業連合会(略称GIC)は7月4日、東京都千代田区の如水会館で2025年度定時総会兼理事会を開催し、理事8人と事務局、監事、さらに来賓として経済産業省製造産業局素材産業課の土屋博史課長、綿引隆夫課長補佐、門泰弘係長が出席した。
総会は定足数を満たして開催され、荒木一郎会長(硝子繊維協会会長)が「この一年、社会が大きく変化をしましたが、それと同時に変化に対する復元力という様なものも強く感じております」と社会情勢に対して語った後、議長に就任し、一号議案(2024年度活動報告と2025年度の活動計画)、第二号議案(2024年度の事業収支決算と2025年度の事業支出予算)、第三号議案(役員改選)について審議し、いずれも承認された。任期満了に伴う役員改選後の体制(敬称略、()内は会員団体における役職)は次の通り。
▽会長 石塚久継(日本ガラスびん協会会長[新任])▽副会長 鈴木伸幸(電気硝子工業会会長[新任])▽理事 森重樹((一社)板硝子協会会長)▽理事 荒木一郎(硝子繊維協会 会長)▽理事 山村幸治((一社)日本硝子製品工業会会長)▽理事 松本元春((一社)ニューガラスフォーラム会長)▽理事 井上博之(東京大学名誉教授)▽理事 平安啓治(ガラス産業連合会運営・技術委員会委員長[新任])▽監事 齋藤準((一社)ニューガラスフォーラム[新任])
各議案審議の後、報告事項として①ガラス研究振興プログラムの進捗状況②国際ガラス委員会からの依頼事項③2025年度のGIC組織(総会後)およびガラス産業連合会概要の更新について④2026年新年会の開催日時(2026年1月23日(金)16時~、如水会館)の4点についての報告が行われた。
総会審議の後、新任の石塚会長、鈴木副会長、さらに来賓として出席した経済産業の土屋課長がそれぞれ挨拶し、定時総会兼理事会は終了した。
 ◯石塚会長のあいさつ(要約)
「還暦を迎え、新たな気持ちで業界の発展に貢献したい。皆様の協力を得ながら、ガラス産業の未来を切り拓いていきたい」。
◯鈴木副会長のあいさつ(要約)「ガラス業界は絶対に必要な存在でありながら、その魅力が十分に伝わっていない側面もある。会長をしっかりサポートし、業界の価値向上に努めたい」
◯経済産業省土屋課長のあいさつ(要約)
「GXやリサイクル、サーキュラーエコノミーなどの重要なテーマで、ガラスは鍵となる重要な素材。政府としても官民連携し、皆様と一緒になって挑戦を続けて参ります」と述べ、業界への強い期待感を示した。

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